IFRS(国際会計基準)とは世界共通の会計基準で、100カ国以上で採用されています。

IFRS(国際会計基準)とは何か?

IFRS国際会計基準)とは世界共通の会計基準のことで、国際会計基準審議会(IASB、本部ロンドン、民間団体)によって策定される会計基準の総称です。

国際会計基準(IFRS、International Financial Reporting Standards)は、2005年にEU(欧州連合)の上場企業に強制適用されてから、世界110カ国以上の国々と地域に一気に広がり、今後150カ国以上が採用するといわれています。

会計基準がIFRS(国際会計基準)に統一されることで、投資家は各国の企業の業績を比較しやすくなります。

日本の対応

日本は当初、日本の会計基準の国際化目指してIFRS(国際会計基準)とのコンバージェンス(共通化)を推進しました。

金融庁は2010年3月期からIFRS(国際会計基準)適用を認め、2016年にIFRS(国際会計基準)適用企業が300社にすることを目標に掲げて、普及促進を図っています。

IFRSの読み方は?

国際会計基準の略称である「IFRS」の読み方はさまざまですが、一般的に
「イファース」
「アイファース」
と呼ばれています。

国際財務報告基準とは?

国際会計基準(International Financial Reporting Standards)は、正確には「国際財務報告基準」と訳すべきですが、マスコミや書籍では「国際会計基準」と呼ばれています。

国際会計基準という言葉は「国際財務報告基準」の前身であるIAS(International Accounting Standards=国際会計基準)からきたもので、現在でもこちらの方が名前のとおりが良いようです。